最近の子供の部活動に対する親たちの対応が異常である。
最近、私の周りでも子供が部活動を始めた人達が増えてきた。
その人たちに話を聞くと、
子供の部活の応援に、日曜日に毎日行くそうである。
母親がほとんど行くそうだが、
母親が行けない日は、父親が行くそうである。
部活の、朝から終わりまで居るそうである。
朝から夕方まで居て何をしてるのか?
何もしてないそうである。
まったくもって時間の無駄である。
子供の動きをよく見て、研究してアドバイスでもしているのならまだしも。
保護者たちで話合って、戦略の研究でもしているのならまだしも。
ただただ見ているだけなそうである。
そんな事しているぐらいなら。
家に帰って、昼寝でもして、仕事の疲れを癒している方がましだ。
『なんでそんことをしているのか?』と聞くと
『みんながしているから』という。
本当は行きたくないそうである。
恐ろしい集団心理である。
典型的な悪い集団心理である。
来ない人は、悪い人だ。という雰囲気があるそうである。
この話を嫁とした時、
『俺は絶対に行かないからね』と言ったら
『あなたはそう言うと思った』と言われた。
嫁にも絶対に行くなと言いたいが、
言い方が難しいのでまだ言ってない。
私は、子供が運動部に入っても。
練習を見に行きたくないし、試合も見に行きたくないし
遠征の車出しもしたくないし、甲子園に出場しても見に行きたくない。
高校最後の試合でも見に行きたくない。
小学校の入学式も行きたくないし、卒業式も行きたくない。
嫁が行けと言うだろうから、仕事の合間に行くとは思うが、
基本的には子供のイベントごとにあまり乗り気でない。
基本的に仕事がいつも忙しいので、
式中も電話が鳴りっぱなしで、式どころではないからだ。
母親だけ見に行けばいい。
そんなものに、両親で参加して何が残るのか。
記念写真と親の満足感だけである。
保育園の生活発表会を見に行った事があるが、
私はどうもあの雰囲気が苦手である。
両親と爺さん婆さんまで来て、子供の御遊戯を見るのである。
自分の子供の出番は見ていて楽しいが、
それ以外の時間が退屈でしょうがない。
子供の発表をみて、親たちの満足そうな様子は少し異様である。
1人の子供を大の大人が4人も5人も寄ってたかって覗き込む。
異常な愛情表現である。
子供のイベントになるべく参加する事が、正しい子供への愛情表現である。
というような空気が日本全体を包みつつある。
この異常事態に警鐘を鳴らしたい。
0コメント