自殺の報道の仕方

このところ、自殺の報道が盛んである。

ブラック企業に勤務していて、もう耐えられなくなり自殺した、ニュース。

学校でいじめられて学生が自殺した、ニュース。


理由は、様々だが、よく自殺のニュースを耳にする。


そして、コメンテーターが自殺者の気持ちになり、

とても神妙な面持ちで、

自殺した人の、周りの環境や、いじめた人間や、会社や、社会が悪い。

というような事を言い。

自殺した人間をかばい。周りを攻める。


どこのニュースでも、テレビでも、ラジオでも、ネットでも

必ず、自殺した人間をかばい。周りを攻める。



自殺した人間は確かに可哀そうだが、

かばい過ぎるのは良くない。

自殺を止める事にはならない。


自殺なんかしちゃダメだ。と言わなければならない。

自殺なんて格好悪い事してはダメだ。と言わなければならない。

自殺なんかで復讐を考えるな。と言わなければならない。


自殺を考えるのならば、勇気を出して相手に伝えるようにしよう。

自分が困っている事を伝えよう。自分が悩んでいる事を伝えよう。



本当に悩んだら、その悩みの対象から距離を取ればよい。


職場なんか行かなくていい。

学校なんか行かなくていい。


自殺は、復讐の手段ではない。



でも現実、自殺により、その対象は社会的に追い詰められ、

その復讐は果たされてしまう。


復讐が果たされてしまうから、

自殺が美しいかのように映ってしまう。

弱い人間の心に響いてしまうのだ。



心の弱っている人を見たら、

声をかけなければならない。

心の強い人間は、心の弱い人を守らなければならない。

周りの空気に流されずに、

強い気持ちで悩んでいる人に寄り添う必要がある。




右寄りに生きる

右寄りな思考から、人生を考える。

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