マラソン大会を終えて

先日、地方の温泉街を走るマラソン大会を走ってきた。

距離は10キロで、アップダウンがかなり有るコースである。

アップダウンは有るが、距離が短いのでレースとしては、

それほどきつくないコースである。


きつくないが、非常に疲れた。

このままではまずいトレーニングをしないと、

と終わった後は思うが、どうせやらない。

面倒くさいから、、、


ゴルフの後も、、練習しなきゃダメだなぁ、、

とか思うが、、やらない。

面倒くさいから、、、

もう7年くらいは、練習してない。



マラソンには、3年前にお客さんから誘われて参加した。

最初は、

なんでワザワザ日曜日ににマラソンなんか、

と思っていたが、そのお客さんの事がとても好きなので

参加した。


初参加のマラソン大会で、いろいろな面で驚いた。

まず参加人数の多さである。


その大会は、2000人を超え、いろいろな人が参加していた。

家族連れ、会社のサークル、学生、コスプレした人、

本格的な人、おじいちゃん、太ったおじさん、


色々な人が参加している。


会場は、走る人、応援する人、大会関係者、

いろいろな人であふれかえっていて、

たこ焼き、焼きそば、地方の名産、けんちん汁、

スポーツショップ、マッサージ、

などいろいろな出店が出ていて、お祭りの様な雰囲気である。


その雰囲気だけでも楽しい、

そしてその会場にいる人達は、とても楽しそうな顔をしている。

みんな前向きそうな人達ばかりである。

そんな人たちの作るお祭りは、

非常に雰囲気がいい。



実際に、いる人たちはみんな人生に前向きな人達なのである。

マラソン大会に参加するような人達は、

健康に対して意識が高いのである。

普段から、自分の体を鍛えられる。ストイックな人達なのである。


たぶん仕事もこなす人達であろう。

駐車場に止まっている車を見ても、

みんな金に困っていない人達なのだろうな、と思える。


そして、参加している女子たちに、驚く。

みんないい女ばかりなのである。


ウェストはくびれていて、とてもきれいなヒップラインで、

キャップの後ろから垂れる、ポニーテールはとても素敵で、

走りながら左右に揺れるポニーテールをみて、

後ろで走りながら、たまらない気持になる。

どんな顔しているのかな、

追い越しながら、のぞきこみたい、と思う。



だが、そのポニーテールについていけず、

そのポニーテールはむなしくも、走り去ってしまう。




これはマラソンに参加するおじさんあるあるだと思う。



健康女子たちは、走るのが早い。

健康女子たちのランニングウェアは、すごい魅力的である。

健康女子たちは、笑顔が素敵だ。

いつかあんな健康女子たちと参加したい。


私たちは、おじさん達3~5人なので、、




最近は、健康ブームで

地方の町興しもかねて、

マラソン大会やロードレース大会が、非常に増えている。


私たちが参加する大会も、第5回や第8回など

まだ歴の浅い物が多い。


こういう大会は、田舎の集客力のない町の

町興しには持って来いである。



大会運営者の目の付け所は、とてもいい。


とても儲かるビジネスモデルであろう。


参加するのに1人5000円かかる。

2000人参加すると、1000万円である。


大会の関係者は、ほぼボランティアである。

誘導員や駐車場係りなど、

役所の人間や、

商工会議所の人間や、

消防や警察や、

学生など、

ほとんどの人手は、その町にお願いすればいい。


そして、ドリンクや景品はその町の企業に協賛して貰えばいい。

スポンサーになってくれる、企業は多い。


その人数の観光客が来れば、企業としては有りがたいからだ。

その町も、宣伝としては有りがたい、

協賛金1社、10万円としても、

30社は来るだろうから、協賛金で300万円。


出店からも徴収しよう。

1店舗、2万円貰っておこう。

20万円確保できた。


なかなか利益が上がりそうである。



ついつい、あくどい考え方をしてしまう。


だがこの考え方は、大切である。

ボケーと走って、ただ帰って来るのではなく。


これは、どのように収益を上げているのか。

これは、どのようなビジネスなのか。

これの、継続性はどうか。

どこを改善すれば、もっとよくなるか。



走っても、飯食っても、どこかで遊んでも、

常にそんな事ばかり考えてしまう。



人より金を稼ぎたいのであれば、

この考えは必要である。



マラソンを終えて、そんな事を考えた。


右寄りに生きる

右寄りな思考から、人生を考える。

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