会社には、
仕事の出来る男がいる。
何十人も社員がいる会社で、
出来ると思える男は、3~5人くらいしかいない。
その数人が会社の利益の大半を稼いでいる。
世の中の男の、ほとんどは仕事が出来ない。
これは、社会に出てビックリしたが、
本当に仕事の出来ない男が多い、
仕事が出来ない男の特徴を上げるときりがない、
色々な本に書いてある通りである。
仕事に前向きでない
人の悪口を言っている
言い訳をする
約束を守らない
出来ない理由をすぐに言う
反省をしない
我慢できない
人のせいにする
下請けに感謝の気持ちがない
年下に横柄な態度をとる
自分以外の仕事は一切しない
間違いが多い
などなど、きりがない
本当にきりがない
仕事の出来る人間は、これと正反対である。
そして、何よりも人より優れている点は、
仕事の早さである。
他の者より圧倒的に仕事が早い。
人が1時間かかる仕事を5分で終わらせる。
人が1日かかる仕事を30分で終わらせる。
今日中にやればよい仕事を今終わらせる。
今週中にやればいい仕事を今日終わらせる。
その人に仕事を預けると、すぐに終わらせてくれるので、
その人に仕事が集中していく、
その人は次々にやってくる仕事をどんどんこなしながら、
どんどん成長していき、ますます仕事の処理速度が上がっていく。
ますます仕事ができる男になっていく。
早く仕上がった仕事は正確でミスが少ない。
時間をかけて仕上がった仕事ほどミスが多い。
鮮度の悪い仕事ほど、出来が悪い。
仕事は速度が命なのである。
それを世の中の男どもは分かっていない。
同じ営業をしていて、
月の売り上げ、200万円の男と
月の売り上げ、1億円の男がいる。
売上が50倍である。
これは、出来ない男と出来る男の能力を
如実に数字で表している。
出来る男は出来ない男の50倍の能力があるのである。
給料も50倍もらいたいと思うが、せいぜい2倍くらいしかもらえない。
せめて5倍くらいはもらいたい。
本音である。
でも、今は世間はいい傾向にある。
アメリカの文化の影響で、
日本の悪しき習慣の年功序列がなくなってきているのである。
色々な会社を見ても、若くして課長職・部長職につく人は多い。
昔よりかなり増えた。
昔はどこの会社に行っても、部長と言えばおじさんであった。
課長もおじさんであった。
若い人はせいぜい主任とかであった。
しかし今は変わってきている。
能力で評価されるのである。
良いことである。
能力の高い人間が給料をたくさんもらい。
能力の低い人間は、何年いても一向に給料が上がらない。
今企業は、能力の低い人間の給料を上げてやろうとは考えない。
義理人情で、長く務めたから給料あげてやろう。とは思わない。
せいぜい20年や30年でも努めれば、10万くらいは小遣いくれてやるか
ぐらいは考えるが、基本給を上げる気はない。
別に給料を上げなくても、どうせ次の転職先はないだろう。
とたかをくくっているのである。
こんな、おやじを使いたいと思う会社なんてないだろう、と思っているのである。
というか、いなくなっても、かまわないとすら思っている。
給料を上げてくれ、と言ってきたら、
今は会社も辛いんだ、もう少し辛抱してくれ、、、
と辛そうな面持ちで言っておけばいい。
そんな奴に余計に給料を払ってもどうせろくな使い方をしない。
知り合いの社長の話で、
何年か務めた社員から、生活が苦しいので給料を上げて下さい。
と言われたので、しょうがないから給料を上げてあげたら、
次の日から、手作り弁当を辞めて、コンビニ弁当になったそうである。
まったく、いやになっちゃうよな。と私にこぼしていた。
金の使い方のわからない人間の給料をいくらあげても
意味がないのである。
話が脱線してしまった。
書きながら、いろいろ思い出してしまいこんな流れになってしまった。
これを読む仕事の出来る男性も、仕事をこなしながら、
金の使い方も勉強してほしい。
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