先日、家族で公園にお弁当を持って行ってきた。
お弁当としては、ちょっと珍しいが、
メインをおにぎりでなく、そうめんにした。
お中元でもらった、そうめんが使い切れないのと、
その日がとても暑い日だったので、家族でそうめん弁当にしよう。
となった。
そして、お昼ご飯の時間になって、
そうめんを食べ始めた。
弁当を食べていた人間は、
私と嫁の大人2人と、6才と4才の子供2人で合計4人である。
めんつゆはペットボトルに入れてきた。
そうめんを食べ始めると、
半分食べ終わったところで、
明らかにめんつゆが足りない事が、分かってきた。
めんは、半分残っているが、
ペットボトルのめんつゆは、4分の1程度しかない。
このまま食べ続けると、最後はめんつゆなしのそうめんを食べる事になる。
嫁は、遠慮しないタイプなので、自分がおいしくおなか一杯になれば、
それでいいだろうから、これを伝えた所で、変わらないだろう。
これを伝えたら逆に、めんつゆをもっとよこせ。と言いかねない。
子供には、言った所で理解出来ないだろうから。
なくなり次第、ちょうだいと言うだけだ。
言っても意味がない。
では自分だけ、めんつゆをちょっとづづ使えばいいのか。
それでは、折角のお弁当が正に味気なくなってしまう。
第一その間に、嫁や子供にみんなめんつゆを使われてしまったら、
悔しくてしょうがない。
どうするべきか、考えた。
考えている時に、事件が起きた。
子供が、めんつゆをこぼしてしまった。
『めんつゆちょうだい』と言う次男。
仕方なく、残りわずかなめんつゆを少し渡す。
もうこのままでは、めんつゆが足りない事は明らかである。
仕方なく、めんを半分だけつゆに浸しながら、残りのめんを食べた。
味気ないが、我慢しながら少し乾いたそうめんを食べた。
嫁や子供は、めんつゆにびちゃびちゃ浸しながら、
食べている。
そして、私はめんつゆを使い切るようにして、
残りのそうめんを食べた。
そして、みんな食べ終わったら、
子供達は、めんつゆをかなり残していて、
最後にごくごく飲んでしまった。
これが、今回起こった問題の流れである。
これは、今回はそうめんのめんつゆだったから、
大きな問題にはならなかったが、
めんつゆでなく、資源やエネルギーや国土だったらどうなるのか、
争うのが、家族でなくて国と国だったらどうなるであろうか。
この争いは、日常的に起こってはいないだろうか、
今回、遠慮気味な私は、日本で
さしずめ強欲な嫁は、アメリカかロシアで、
言っても聞かない、子供たちは、中国と韓国であろう。
国際問題である。
私は、そうめんを食べながら、
資源や国土を争う、国際問題をシュミレーションしていた。
この問題を、解決するのは難しい。
いい人が損をするかもしれない。
だが、全員が悪者になったら、収拾がつかない。
国家の代表に、是非家族で公園に行って、
そうめんを食べてもらいたいと思った。
わがままな子供や、
強欲な嫁をみて、
自分の行いを見直す必要がある。
日本人はとても立派だと気付く事が出来る。
お弁当から、国際問題の解決法を考えてみた。
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