安心とはなんなのか、
安心とはなんであろうか、
たぶん心配が少ない。という事であろう。
心配が少ない事は、いいことだ。
人間にとって安心とは必要であろう。
だが今世間は過剰に安心を求めている。
まず安心よりも優先されるのは、安全である。
まず安全が優先されるのである。
それを、安心・安全をセットにした、キーワードが世にはびこっている。
保険会社のCMでは、必ず安心という言葉が出てくる。
海外では、安心かどうかはあまり問題にならない。
安全かどうかが問題になってくる。
日本人は、生命保険や自動車保険が大好きである。
今死ぬ事になると、一億円おりる生命保険などある。
車をぶつけると、自分の車に200万円おりる車両保険がある。
過剰である。
明らかに過剰な保険である。
そんな保険に、毎月数万円も払っている。
なんのために、払っているのか。
安心を買うためである。
年間何十万円も払っている。
保険を買うのであれば、ローンを組んで不動産を買う方がいい。
死ねばローンが無くなるので、
金が入ってくるのと同じ意味がある。
不動産は、死ななくても利益を生んでくれるので、
死んだら儲かる、保険とは違い。
生きていても儲かるので、買う価値がある。
保険は、自分が死んだ場合儲かる仕組みである。
生きている限り損をするのである。
自分が死んだら儲かって、
自分が生きていると損をする。
こんなにひどい仕打ちがあるだろうか。
自分には、まったく利益が無いのである。
そういう事は少し勉強すれば、分かるのだが、
保険に入りたがる人は、みなわかっていない。
人間が60歳までに死ぬ確率は、1%以下である。
保険に入って儲かるのは、保険会社だけで、加入者は決して儲からない。
保険会社の事務所に行くと、良くわかる。
事務所の中の壁や黒板に、契約件数のグラフや、キャンペーンの成績や
成績優秀者の名前など、びっしりと貼り出している。
保険会社の本社ビルなど、メチャクチャ金がかかっている。
テレビでCMを打つのだって、メチャクチャ金がかかっている。
みんな加入者が払っているのだ。
加入者が払っている金で、
ビルを建てて、
CMをうち、
社員の高い給料を払い、
余った金の中から、少しだけ加入者に分配しているのだ。
生命保険になんか入るな、
そんなものに入っても、自分も家族も幸せになんかならない。
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